井溝社会保険労務士事務所ブログ

2013年5月31日 金曜日

「東京都自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例」が制定されました

今日は、都内の企業さん向けに、ちょっと(取り急いで)注意しておくべき情報をお知らせします。


このたび東京都が、「東京都自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例」(略して「自転車安全利用条例」)を、新たに制定しました。


これから約1ヶ月後・・・「平成25年7月1日から」、施行されます。


さて、これが何で、都内の企業が注意すべき情報なのか、というと・・・

この条例の施行により、都内では、通勤等で自転車を利用する従業員がいる企業に、駐輪場所を確保すること等が義務付けられるからです。


こちらが、事業主向けのご案内リーフレット。


(※画像クリックで拡大表示、枠外クリックで元に戻ります。)


全ての都内企業が該当する訳ではありませんが・・・
主に以下①〜③のような会社が、規制対象となってきます。

①自転車使用事業者(仕事で従業員が自転車を利用する事業者)

②自転車通勤する従業員がいる事業者

③駐車需要を生じさせる事業者


東京都は、企業に義務を課す理由として、従業員の自転車利用は、企業にも「使用者としての一定の社会的責任」があるため、としています。


中でも特に、上記②に該当する企業。

ここが一番、該当企業が多そうで、今回の規制対象のメインです。

この②に該当する企業には・・・条例の施行後、自転車通勤する従業員のために企業側が駐輪場所を確保しているか、又は、従業員が独自で駐輪場所を確保していることを確認しているか、が求められます。


なお、この確認作業。

従業員を新たに雇ったときや、従業員の通勤の経路・手段が変わったときに、その都度、行う必要があります。

また、平成25年7月1日(条例の施行日)に在職している従業員については、同日以降「速やかに」、確認する必要があります。


そして、確認手段が「書面」。

要するに従業員に、駐輪場の利用証を見せてもらったり、書面で自己申告してもらったり、ということです・・・これだけ、ちょっと面倒臭いですね。


でも、放置自転車対策に、企業の協力が求められているのですから・・・

該当する企業は、たとえ面倒でも、確認作業を怠らないようにしましょう。
知らず知らずのうちに、自社が条例違反に当たってしまいませんようにね。



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2013年5月30日 木曜日

6月は「外国人労働者問題啓発月間」です

つい先日・・・円安効果も手伝って、4月の訪日外国人旅行者数が92万3,000人を記録、過去最高を更新した・・・というニュースを見ました。


最近は、経済社会の国際化の進展にともなって、就労を目的として日本に入国・在留する外国人が増えましたね。


ところが、日本における外国人の就労に関しては、いろいろと課題(後述)があって・・・政府としては、これらの課題を早期に解消したい考えです。


こういう事情からか、厚生労働省の主催で毎年6月が、

  「外国人労働者問題啓発月間」、とされています。


ただ、何で毎年6月実施なのかは、よく知りませんが(笑)。


(※画像クリックで拡大表示、枠外クリックで元に戻ります。)




さて、今年の標語は・・・

  「 ともに働き未来を創ろう!!
   〜外国人が能力を発揮できる環境づくりを〜 」


・・・というものですが、厚生労働省として本当に推進したいところは・・・

パンフレットの中程に書いてある、

 「 外国人の雇用はルールを守って適正に! 」、という部分です。


なぜかというと・・・外国人就労に関しては依然、派遣・請負での就労(不安定な雇用)が多かったり、社会保険未加入者が多かったり、労働条件が適正でない事例が多かったり・・・改善すべき課題が、山積みだからですね。


このほかにも、日本で就職を希望する留学生や、専門的な知識・技術を持つ外国人の就業促進も、企業側の受け入れ環境が整っていない等の理由で、まだまだ不十分。

でも、この「受け入れ環境が整っていない」という点・・・

要するに、外国人を雇用したことがない企業(どう使っていいか判らないし、何だかややこしそうで敬遠)が依然として多い、ということなんです。


なお、先のニュースの続きで・・・観光庁が言うには、今年は外国人観光客数の1,000万人突破を目指すのだとか。

つまり、それくらい日本の注目度が高いということで、留学で来たり、観光で来たりして、日本を気に入った人が日本で働きたい、となる訳です。


ということは・・・この日本人気を維持するためにも(笑)、それに見合うだけの国として、外国人の就労環境くらいは、キチンと(適正に)整備されていないと、国際的に見て格好悪いですよね。

外国人であっても良い人材なら、会社は積極的に使っていきたいですね。


このほか、外国人の雇用については、下記リンクの情報もご参考に。

外国人雇用はルールを守って適正に(厚生労働省パンフレット)

技能実習生の労働条件の確保・改善のために(厚生労働省パンフレット)



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2013年5月29日 水曜日

5月31日は「世界禁煙デー」そして「禁煙週間」が始まります

つい先日、こんな話題をお届けしたばかりですね。

5月16日から「受動喫煙防止対策助成金」の対象業種が拡大されました(平成25年5月22日)


厚生労働省が職場での受動喫煙防止対策を「より一層、効果的に」推進するために、当該助成金の要件緩和に踏切ったことと併せて、最近は世間一般にも、職場内でも「禁煙化が加速」していることをお伝えしました。


そして、今週末の5月31日は、「世界禁煙デー」。

また、同日を起点として5月31日から6月6日までが、「禁煙週間」とされています。


この世界禁煙デーの方は、世界保健機関(WHO)が世界中の国々に呼びかけるワールドワイドなイベントで、今年で第26回目を迎えるのだとか。

一方で、この禁煙週間の方は、厚生労働省が定めている日本ローカルのイベントですが、こちらも平成4年から毎年続いているのだとか。


先の助成金の要件緩和の発表が、このイベントに先駆けて、相乗効果を狙ったものだったのかどうか判りませんが、発表のタイミング的には、たいへん良かったのですね(笑)。


さて、今年の
世界禁煙デーと禁煙週間は、こんな感じです。

(※画像クリックで拡大表示、枠外クリックで元に戻ります。)


今年のテーマ(標語)は・・・

  「 たばこによる健康影響を正しく理解しよう 」


一方で、世界的なテーマ(WHOの標語)は・・・

  「 Ban tobacco advertising, promotion and sponsorship 」

「タバコの宣伝、販売促進活動、スポンサー活動を禁止しよう」という意味ですね。
やはり英語でした(笑)

要するに、「もう売るな」、という訳ですよ。


結局、これまでの研究等により・・・たばこが人間の健康にとって「悪」、吸ってる人は長生きできない、という事実が判ってきたからですね。

なので、この「喫煙しないのが一般的」とされた・・・世界的な傾向は、これからも変わらないものと思われます。


ということは、そろそろ日本でも、職場内の「受動喫煙の防止対策」に、本腰を上げて取り組む時代が来た、ということでしょうか。

先日お伝えした「受動喫煙防止対策助成金」を受給して、職場内に分煙スペース(喫煙ルーム等)を作ることも、これからの会社は、真剣に考えた方が良さそうですね。



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2013年5月28日 火曜日

今年度予算が成立して「キャリアアップ助成金」が正式に制度化されています

4月の初旬に、こういう話題をお届けしましたね。

キャリアアップ助成金(平成25年度予算案)について判っているところまで(平成25年4月3日)


キャリアアップ助成金というのは・・・
平成25年度から新設された助成制度です。

この記事を書いた当時、制度の詳細が予算成立後
に決定、とされていましたので、とりあえず判っているところまでを取り上げたものでした。


ということで、今日の記事は、その続編。


先般5月15日に、やっと今年度予算が成立しましたので・・・
このキャリアアップ助成金も、正式に制度化(運用開始)されましたね。


一応、パンフレット類が全て確定版に変わっていますので、ここで改めて、ご紹介しておきましょう。


ただし、制度の内容は、当初案から特に変更は無い(前回ご紹介したとおり)みたい。

制度の詳細については、前回記事(上記リンク)を参考にしてください。


まずは、こちらが簡易版のパンフレット。


(※画像クリックで拡大表示、枠外クリックで元に戻ります。)





そして、もっと詳しいパンフレットは、こちら(下記リンク)。

キャリアアップ助成金パンフレット(詳細版)


蓋を開けてみれば、この制度の全体像・・・

実質的には、今年の3月一杯で廃止された旧「均衡待遇・正社員化推進奨励金」の後継制度(改善版)なのですが・・・それに旧「派遣労働者雇用安定化特別奨励金」等も一緒にした(統合した)、という感じになりましたね。


詳細版パンフレットの中に、判り易い図解があったので載せておきます。

(※画像クリックで拡大表示、枠外クリックで元に戻ります。)


図解の流れに沿って(3つの制度により)、非正雇用労働者のキャリアアップを「切れ目無く」カバーできる、という政府の思惑どおりになっています。


3つのうち、運用開始が早かった若者チャレンジ(35歳未満)と、再生人材(特定分野対象)の2つが、人気でも、利用でも先行していましたが・・・

ここにきてキャリアアップ助成金(35歳以上)も、やっと制度化・運用開始されて、これから利用が増えてきそうですね。



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2013年5月27日 月曜日

厚生労働省が今年も熱中症予防対策を重点的に実施することを発表しました

まだ5月ですが、このところ毎日、暑い日が続きますね。

そろそろ今年も、熱中症予防対策について考える季節が、やってきたみたいです。


また、今年の夏は、平年より気温が高くなることが見込まれるようです。

厚生労働省が5月21日付けで、今年も熱中症の予防対策を重点的に実施するとした通達を出し、「暑さが本格化する前から職場での熱中症対策の徹底を!」、と呼びかけています。


こちらが周知用のポスター・・・「熱中症を防ごう!」です。


(※画像クリックで拡大表示、枠外クリックで元に戻ります。)



そして、熱中症の発生が懸念される職場は、特に次の「2つ」とのこと。

①建設業や建設現場に付随して行う警備業(重点取組み事項4つ設定)

②製造業(重点取組み事項2つ設定)


それぞれの重点取組み事項の内容・詳細は、下記リンクをご覧ください。

暑さが本格化する前から職場での熱中症対策の徹底を! | 厚生労働省


なお、厚⽣労働省が同じく5月21日付けで、昨年の「職場での熱中症による死亡災害の発⽣状況」を取りまとめています。(詳細は下記リンク)

職場での熱中症による死亡災害及び労働災害の発生状況(平成24年)


厚⽣労働省の取りまとめによると、昨年は21人の方が、職場内の熱中症によって亡くなっています。

また、死亡災害が発生したほとんどの職場で、熱中症の予防対策が的確に実施されていなかった(それが死亡災害につながった原因)ようです。


先にも書きましたが、今年の夏は、平年より気温が高くなりそうです。

まずは日頃から、職場の温度や湿度の状況を把握することや、従業員さんも自主的に水分や塩分の補給を心掛けること等・・・

誰でも簡単にできるところから、職場全体で、熱中症予防に気を配っていくことが大切ですね。



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