井溝社会保険労務士事務所ブログ

2013年3月29日 金曜日

高年齢者がいきいきと働くことのできる職場づくりの事例を募集しています

厚生労働省と独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構が、先月末から「高年齢者が働きやすい職場づくりの事例」を募集しています。


募集しているのは、高年齢者のために新たな職場や職務を設けたり、ワークシェアリング等で働き方をエ夫したり、といった高年齢者が生涯現役でいきいきと働くことができる職場とするための改善策や創意工夫の事例。


今年も、平成25年度「高年齢者雇用開発コンテスト〜生涯現役社会の実現に向けて〜」のための募集です。


応募できるのは、希望者全員が65歳まで働けて、更に企業の実情に応じて65歳を超えても働き続けられる(よう実際に制度運用している)企業。


事例等募集のパンフレットは、こんな感じです。

(※画像クリックで拡大表示、枠外クリックで元に戻ります。)


応募テーマが、8つほど設けられていますね。

応募期限は、6月10日なので、まだまだ時間があります。
受付は、各都道府県の高齢・障害者雇用支援センターです。

特に優れた事例については、毎年10月に実施される「高年齢者雇用支援月間」に表彰されるのだとか。


詳しくは、高齢・障害・求職者雇用支援機構の募集ページをご覧ください。

【高齢・障害・求職者雇用支援機構の募集ページこちら】
平成25年度高年齢者雇用開発コンテスト募集のお知らせ


ちなみに、平成24年度の入賞企業は、40社でした。

【平成24年度の結果と関連記事はこちら】
平成24年度「高年齢者雇用開発コンテスト」の入賞企業が決定しました

高年齢者雇用開発コンテストの入賞企業が決まりました(平成24年11月2日)


でも、あれあれ・・・よく見ると、平成24年度の応募総数は、87編。

ということは、応募すれば、2社に1社くらい選ばれる確率(笑)・・・
いえいえ、これは単に数字上の話。実際そんなことはありません。


まだまだ世の中に、高年齢者の雇用環境を整備している企業が少ないから、良い事例をお手本として周知したい趣旨で、このコンテストが開催されています。

ご存知のとおり、高齢者が「生涯現役でいきいきと働くことができる職場」の事例なんて、まだ、あちこちに転がっているものではありませんよね。



まずは、すべての中小企業が、目先の目標である「希望者全員が65歳まで働ける」就業環境の整備を、目指して行きましょう。



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2013年3月28日 木曜日

平成25年4月から第12次労働災害防止計画が始まります

厚生労働省から3月8日付けで、平成25年4月から新たに「第12次労働災害防止計画」がスタートする旨が公示されました。


労働災害防止計画というのは・・・
依然として発生が多い労働災害を減少させるために、国が重点的に取り組む事項を定めた5年毎の中期計画のこと。


今度の第12次計画で
目指すところは・・・
「誰もが安心して健康に働くことができる社会」です。


新たな計画期間は、平成25年4月から平成30年3月までの5年間。


そして、計画の概要等が下図のとおり、取りまとめられています。


(※画像クリックで拡大表示、枠外クリックで元に戻ります。)












数値目標の妥当性等に関しては、正直よく判らないのですが・・・

○労働災害が増加し、全体に占める割合が高まっている第三次産業に焦点を当て、特に災害の多い「小売業」「社会福祉施設」「飲食店」に対する集中的取組を実施

○「依然として死亡災害の半数以上を占める建設業、製造業に対して、「墜落・転落災害」「機械によるはさまれ・巻き込まれ災害」に重点を当てて取り組む

・・・といったように、取り組むポイントは明確ですね。


また、最近の時代の流れを反映してか・・・
重点化対策の中には、「受動喫煙防止対策」なども入っていますね。


余談ながら、新しい計画の公示においては、「安全や健康のためのコストは必要不可欠であることを正しく理解し、それぞれが責任ある行動を取ることが必要」、とアナウンスされています。


このため、まだ労災の保険関係が未成立の事業所さんは、すぐにでも必要な手続きを済ませておきましょう。

こういう保険料等の負担も、額の多少に関わらず、必要不可欠なコストの「ひとつ」ですね。



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2013年3月27日 水曜日

東京労働局から労働時間適正化キャンペーン中の監督実施結果が公表されました

昨年11月、全国的に「労働時間適正化キャンペーン」が実施されました。


このブログでも当時、下記のとおりお伝えしましたね。
11月は「労働時間適正化キャンペーン」期間です(平成24年10月25日)



東京労働局では、このキャンペーン期間中に、管下の18労働基準監督署(支署)が、定期監督等の労働時間適正化に係る事項を重点とした監督指導を実施しました。


このほど、東京労働局から、そのときの実施結果が公表されました。
公表の結果から見えきた
都内における現在の問題点は、以下3つです。


○約38%の事業場で、36協定(時間外・休日労働協定)が未届け。

○2割近い事業場で、月80時間を超える長時間の時間外労働の実態。

○3割以上の事業場に対し、賃金不払い残業について是正勧告を実施。


このほか、詳細は下記の報道発表資料のとおりです。

(※画像クリックで拡大表示、枠外クリックで元に戻ります。)





東京労働局としては、この資料の「今後の対応」の中で・・・
「長時間労働の問題は依然として看過しえない重点課題」だが、都内の「労働時間の状況は長短の2極化が更に進む傾向にある」、としています。


そうなんです、2極化しているんですよね、実感としても。

まじめに労働時間短縮に取り組んでいる(取り組んできて結果が出ている)会社と、なかなか手が付かない(改善にあまり前向きでない)会社と。


まあ、それぞれの会社の置かれた立場等によって、事情が異なるということは解りますし、もしかすると、労基法改正の情報など、もう3年ほど経ちますが、まだまだ周知が行き届いていない、のかもしれません。


ただ、この時短推進が当たり前のご時勢に、2割近くの会社が月80H超の残業というのは、いけません。

仮に労働日数を月20日として、単純に割り算すると、毎日4Hの残業です。
これだと、だいぶ過重ですね。


こういう状態が改善されないまま行くと・・・またまた、どこかから、更なる罰則の強化なんていう話が出てきそうです。



【この話題に関連する記事はこちら】
東京労働局が取りまとめた賃金不払残業の状況について(平成24年11月21日)

11月は「労働時間適正化キャンペーン」期間です
(平成24年10月25日)



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2013年3月26日 火曜日

健康寿命をのばそう!アワードの受賞企業が決定しました

厚生労働省から3月6日付けで、「健康寿命をのばそう!アワード」の受賞企業が公表されました。


はて、はて・・・健康寿命をのばそう!アワード、とは。

あまり聴いたことがない表彰制度ですが、何でしょうね。


厚生労働省では、平成22年度から、「適度な運動」・「適切な食生活」・「禁煙」という3つのテーマで、国民の生活習慣を改善して、健康寿命をのばす「Smart Life Project(スマート・ライフ・プロジェクト)」という運動を推進しています。


今回の「健康寿命をのばそう!アワード」は、この
スマート・ライフ・プロジェクト運動の一環として、新たに創設された表彰制度。

その仕組みは・・・生活習慣病の啓発や、健康増進のための優れた取り組みを実施している自治体・団体・企業より応募された取り組み事例の中から、厚生労働大臣賞ほか各賞の受賞者が選ばれる、というもの。



このため、今回が「第1回目」の開催、でした。


では、その第1回目の結果ですが・・・

応募のされた取り組み事例の総数は、166件。

この中から、厚生労働大臣「最優秀賞」には、自治体の静岡県(取り組み名称「健康寿命日本一に向けた、ふじのくにの挑戦」)が選ばれました。

このため、企業部門の最高位は、三菱電機株式会社(取り組み名称「三菱電機グループヘルスプラン21」)の厚生労働大臣「優秀賞」となりました。


このほかの受賞企業等と、その取り組みについては、下記リンクのとおり。

【第1回開催の受賞企業・自治体・団体はこちら】
第1回 健康寿命ををのばそう!アワード 受賞者一覧


余談ながら、この
基になっている、スマート・ライフ・プロジェクト運動。

(※画像クリックで拡大表示、枠外クリックで元に戻ります。)


各界の著名人の中に、既に多くのサポーター(「応援団」というみたいです)が、いるのですね。


3月1日現在で、賛同企業・団体の数も、1,122先に上ったのだとか。


平均寿命が元々高くて、高齢化もどんどん進行している昨今の日本。

ですが・・・ここら辺で、更に「健康寿命」までも、伸ばすことに取り組んでみましょうか(笑)。もう冗談抜きで、本当にすごい国、といえそうです。

スマート・ライフ・プロジェクト運動のホームページこちら】
健康寿命を伸ばそう! Smart Life Project



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2013年3月25日 月曜日

平成25年度予算の成立後からキャリア形成促進助成金が大きく変わります

今日は、メジャーな助成制度についての改正情報をお伝えします。


制度の名称は、「キャリア形成促進助成金」といいます。


従業員のキャリア形成を促進するために職業訓練を計画して、それを段階的かつ体系的に実施する事業主に対して、職業訓練に係る費用の一部等が助成される制度です。


先日お伝えした、大括りの助成金改正情報の中では、新年度も継続される助成制度として挙がっていましたが、制度の内容そのものは、大きく変更されることになりました。

まあ、いつもながら、政府の新年度における労働施策上の都合です(笑)。


さて、今のところ決まっている、主な変更内容は下図のとおり。


(※画像クリックで拡大表示、枠外クリックで元に戻ります。)


【このリーフレットのダウンロードはこちら】
平成25年度から「キャリア形成促進助成金」が大きく変わります!



まずは、助成メニューが細分化されて、大きく組み替えられます。
一部には制度間の統廃合もあったりしますね。

これら助成メニューの詳細については、「後日お知らせします」とされていますので、また新たな情報が入り次第、お伝えしていきたいと思います。


また、大きいところでは・・・
助成対象訓練時間が、「10時間以上→20時間以上」に変更されます。

これによって、訓練計画を策定する際のバーが上がってしまいますね。
今後の制度の利用促進には、抑止方向で影響が出そうです。

基本的に、この助成金はOFF-JT訓練(研修等)が助成対象。
現行制度に比べて、従業員が(訓練中で)仕事していない時間が単純に倍になるので、稼働人数の少ない中小企業ほど慎重になりそうです。


あとは・・・
「自発的職業能力開発の制度導入奨励金(15万円)などの廃止」ですね。

リーフレットの下部に小さくサラッと書かれている「だけ」(笑)ですが・・・
この制度導入の奨励金絡みは、現行制度だと、いろいろ種類があり、額もそれなりでした。

「受講料など経費を(会社が)負担する制度」と「研修受講のため休暇を与える制度」を設けると、制度導入について、それぞれ15万円、利用者1人が出る都度、それぞれ5万円。

それなりに額が大きく人気があったのですが、改正により、この金額的な旨味部分は全部無くなってしまい・・・上限の決められた経費助成と微々たる額の賃金助成だけになってしまう、みたいですね。


なお、リーフレット上部に赤字で書かれていますが、今回の変更内容は、「国会において平成25年度予算が成立した後」から実施予定です。

新年度予算の成立時期については、ハッキリしませんが今のところ、早ければGW前とか言われていますよね・・・

このため、もし現行制度を使いたい(上記の旨味部分等を享受する)場合には、「滑り込み」の計画申請を4月中には届出ることが必要になります。

もう職業訓練の計画が固まっている、という企業さんは、どうぞお早めに。



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