井溝社会保険労務士事務所ブログ

2014年11月 4日 火曜日

平成26年11月は厚生労働省主催の「過重労働解消キャンペーン」期間です

いや〜10月は、業務が重なり重なりで、めっぽう忙しい一月でした。

おかげさまで・・・またしばらくの間、ブログをお休みしてしました(笑)。

なんとか11月以降、平常運転に戻して行きたいものです。


さて、久しぶりに何を書こうか、と。

ネタを繰ってみたところ・・・ちょうど話題のネタがありましたね。


厚生労働省が11月一杯、「過重労働解消キャンペーン」を実施します。


これは、今年6月24日に閣議決定された「日本再興戦略改訂2014」に、「働き過ぎ防止の取組強化」が盛り込まれ、今年6月27日に公布、11月1日に施行されたばかりの「過労死等防止対策推進法」でも、11月が「過労死等防止啓発月間」と決められるなど・・・

今、世間で、長時間労働の削減が課題になっていることを受けたもの。

※ちなみに、きっと経営者の皆さんが興味あるところの「過労死等防止対策推進法」については、後日、詳しく取り上げようと思っていますので、これはまた、お楽しみに。


今回のキャンペーン周知は、こんな感じです。


(※画像クリックで拡大表示、枠外クリックで元に戻ります。)





  過重労働解消キャンペーン | 厚生労働省


で、肝心のキャンペーン期間中の動きですが・・・

今回の取組の目玉となるのは、「重点監督」の実施。


まず、重点監督の対象となるのは、下記のような事業場です。

①労基署等への相談を端緒として若者の「使い捨て」が疑われる企業。
②長時間の過重労働による過労死等の労災請求が行われた事業場。

まあ、いわゆる「お上から目をつけられてる」感じのところが対象。


次いで、下記のような項目について、重点的に調査・確認されます。

①時間外・休日労働が36協定の範囲で行われているか
②賃金不払残業や不適切な労働時間管理の実態が無いか
③長時間労働者については健康確保措置等の実施状況


これらの項目について、法違反が認められたならば・・・

そのときは、是正指導を食らうことは言うまでもありませんが、その是正が図られないうち(是正が認められるまで)は、ハロワに求人が出せなくなる、というペナルティも付いてきます。

そして、重大・悪質な違反が確認された場合には、更に・・・

書類送検されて、企業名も公表される、とのこと。ここまで来ると、ちょっと危険な匂いが漂いますね(笑)。


このほかの取組内容の詳細は、下記リンクに。

  平成26年度 過重労働解消キャンペーンの概要


なお、先に書いたとおり、法律でも例年実施が決まった(「過労死等防止啓発月間」として)ことから、今後は毎年、今年くらいの感じで実施されることが想像できるところ・・・

皆さんの会社では、労働時間の管理体制は、大丈夫でしょうか。

労働時間の管理義務(それと残業代の支払義務)は、会社側にあります。これは、いざ重大な事態をまねいた場合に、会社は言い逃れが効かないということ。

だからこそ・・・普段から、です。

労働時間の管理体制を、自社の職場実態に合わせてキチンと整備して、普段から、決めたとおり適正に運用していなければいけません。

テキトーな「自己申告制度」なんて、すごく危険ですよ(笑)。この機会に、見直しましょう。



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ここまでお読みいただきまして、ありがとうございました。

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投稿者 井溝社会保険労務士事務所

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