井溝社会保険労務士事務所ブログ

2014年8月 6日 水曜日

経済産業省が初の業界横断的な「マンガ・アニメ海賊版対策」を開始しました

日本のマンガやアニメには、世界中に、熱心なファンがいます。

しかし、その一方で、最近は、日本のマンガやアニメに関する「海賊版被害」も、深刻化しているようです。

テレビのニュース等でも、ちょこちょこと著作権侵害の問題と絡めて報道されているのを見かけたりしますよね。


文化庁が実施した平成24年度の調査によれば、中国主要都市(北京・上海・広州・重慶)での日本コンテンツの被害額は、年間約5,600億円。

また、経済産業省が実施した平成25年度の調査によれば、米国でのマンガ・アニメのオンライン海賊版の被害額は、約2兆円、らしいです。

いずれも、すごい被害額ですが、本来、それらは全部、日本人の儲け。


こうした深刻な海賊版被害に対応するために・・・

経済産業省が7月30日付けで、日本のマンガ・アニメの正規版コンテンツのリンク集「Manga-Anime here」を開設して、約580作品を対象に、5ヶ月に渡る集中的な海賊版削除を開始しました。

活動の名称は・・・ Manga-Anime Guardians Project (略称「MAGP」)。

経済産業省の呼びかけに賛同して発足した、出版社やアニメ関連企業による「マンガ・アニメ海賊版協議会」が、この活動を強力に推進中です。


そして、こちらが「MAGP」の概要。


(※画像クリックで拡大表示、枠外クリックで元に戻ります。)







初の業界横断的なマンガ・アニメ海賊版対策をスタートします | 経済産業省


今回、「MAGP」が集中的に取り組む海賊版対策は、主に3点。

①海賊版の「削除」を効率的に行う「海賊版の大規模削除」
②マンガ・アニメの「本物」が見つかる正規版リンク集サイトの開設
③正規版コンテンツの視聴を促進するための普及啓発


特に、海賊版の大規模削除の活動は、この8月1日からスタート。

具体的には、海賊版サイトを通じて違法配信されている作品に対し、削除要請やエンフォースメント(法的措置)を執っていく、とのこと。


また、マンガ・アニメの「本物」が見つかる正規版リンク集サイト「Manga-Anime here」(下記リンク)も、既に7月30日から稼働中。

英語版と日本語版の両建てでサイト運営されていて、現在は、「マンガ・アニメを愛するみんなへ。」と題し、スペシャル動画を配信中です。

  マンガ・アニメの正規版リンク集サイト「Manga-Anime here」


ところで、上図の中に、ちょっと良い一言が。

  「 海賊版からは、新しい才能は生まれてきません 」

これは、全くそのとおり、ですね。

正規版の作品に対し、正しい対価が支払われることで、それがまた次の、新たな作品の創造に繋がっていくのです。

つまり、良質な作品をこれからも楽しむためには、このサイクルを壊してはいけないのですね。


今回の海賊版対策の対象となるような、良質なマンガやアニメは、まさに日本人クリエイターの才能・創造力そのものです。そして、世界に誇る日本のサブカルチャーとしても、たいへん貴重なものと言えます。

これを機に対策を強化して、これからも大切に守っていってほしいですね。



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投稿者 井溝社会保険労務士事務所

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