井溝社会保険労務士事務所ブログ

2014年3月12日 水曜日

平成25年度補正予算により「キャリアアップ助成金」が改正されました

昨日に続いて、今日も助成金の制度改正の話題。


今日は、「キャリアアップ助成金」の方を、取上げたいと思います。


平成25年度補正予算の成立に伴って、キャリアアップ助成金の方は、こういう改正が実施されました。

一般企業にとって大事そうなのは、大きく以下3点ほど、です。


まずは1点目。
「人材育成コース」で、Off-JTの経費助成額が引上られたこと。


(※画像クリックで拡大表示、枠外クリックで元に戻ります。)



これまで、経費助成額の上限は、1人あたり20万円(大企業は15万円)という1本の決めのみでしたが、今回の改正でランク分けされて、上限額にも幅が持たせられました。

ただし、200時間以上の上限額が30万円まで増やされはしましたが、実際のところ、そんなに長期の大規模訓練を実施する状況は・・・まあ、あまり無いですよね。


次いで2点目。
「正規雇用等転換コース」で、全体的に助成額が引上げられたこと。


(※画像クリックで拡大表示、枠外クリックで元に戻ります。)



上図で赤字補記されている部分ですが、これは良い改正になりました。

①平成26年3月1日から平成28年3月31日までの間は、有期契約から正社員に直接転換させた場合の奨励金額が、なんと50万円(大企業でも40万円)に。

②派遣社員を自社の正社員として雇用した場合についても、加算額(一律10万円)が設定されました。

③しかも、1年度1事業所あたりの正社員転換の上限が、これまでは10人でしたが、上記①の増額期間に合わせて、なんと15人までOKとのこと。


さらに3点目。
「短時間正社員コース」でも2点目と合わせ助成額が引上げられたこと。

平成26年3月1日から平成28年3月31日までの間は、有期契約から短時間正社員に転換させた場合の奨励金額も、なんと30万円(大企業は25万円)とされました。


今回の助成額の増額改正により、当面の間は、中小企業を中心に「正社員化」が静かなブームになりそう。そんな予感がしてきましたね(笑)。


なお、厚生労働省の制度紹介ページ(下記リンク)も改正後の内容に更新されていますので、参考にしてください。

  キャリアアップ助成金 | 厚生労働省



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ここまでお読みいただきまして、ありがとうございました。

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投稿者 井溝社会保険労務士事務所

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