井溝社会保険労務士事務所ブログ

2013年11月21日 木曜日

厚生労働省が平成25年「賃金構造基本統計調査(初任給)」の結果を公表しました

厚生労働省が11月14日付けで、今年7月に実施された「賃金構造基本統計調査(初任給)」の集計結果を公表しました。


最低賃金は継続的に引き上げられていますし、このところ政策的な賃上げ誘導に対して、大企業を中心に反応を示しているようでしたので、ちょっとした期待感はあったと思うのですが・・・結果は意外にも。


学歴別にみた初任給では、男女ともに前年を下回わりました。


大学卒(男女計)は、前年比0.8%減の「198,000円」。

高校卒(男女計)も、前年比1.2%減の「156,000円」。

ということは・・・大学卒では、昨年度(前々年比1.2%減)に続いて、2年連続で前年割れ。高校卒では、昨年度(前々年比0.9%増)の増加から、減少に転じたことになりますね。


このほか、調査結果の概要は下記報道資料のとおりです。


(※画像クリックで拡大表示、枠外クリックで元に戻ります。)



また、企業規模別にみた初任給でも、大企業のうち、大学卒の女性(前年比0.7%増)と高校卒の男性(前年比0.7%増)で、前年を上回った以外は軒並み、前年を下回る結果となりました。


厚生労働省では、今回の前年割れの原因について、賃金水準が相対的に低い中小企業での採用が増加したことで、全体平均が下がった旨コメントしていますが・・・

つまりは、大企業と中小企業の間にある賃金格差は、なかなか縮まらず、業績の回復待ちという事情もあってか、中小企業としては、まだまだ賃上げには消極的、という現状が浮かび上がったことになります。


もう来年の春には消費税が上がりますからね・・・それに見合うくらいは賃金も上がってくれないと、増税なった分だけ、給与所得者の生活が苦しくなってしまうのでは、と思ったりしますよね。



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投稿者 井溝社会保険労務士事務所

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