井溝社会保険労務士事務所ブログ

2013年4月22日 月曜日

平成25年4月1日から「仮基礎年金番号」の振り出しが始まっています

現在の日本の年金記録管理は、加入する制度が国民年金でも厚生年金でも、1人に対して、ひとつの「基礎年金番号」で管理される決まりになっています、よね。


でも実際には、1人に対して、複数の基礎年金番号が発行されている、というような変な現象が見られることも事実です、よね。

これが、例の年金記録確認問題の早期解決を難しくしている原因のひとつ、なのですが。

例えば過去には、その人が転居したり、就職・転職で被保険者資格を再取得する際、自分の基礎年金番号を覚えていなかった場合の手続き等で、複数の基礎年金番号が払い出されるという事態が発生していました。


このため、日本年金機構は平成25年4月1日から、複数の基礎年金番号が払い出される事態を防止するため、新しい対策を採ることになりました。

これが、「仮基礎年金番号」という仕組みの導入。


さて、どういう仕組みかというと・・・

その人と「氏名」「生年月日」「性別」の3項目が一致する記録を管理している基礎年金番号が、既に存在する場合(その人に対し)、「他に基礎年金番号をお持ちの可能性がある方」として、上4桁が「990X」から始まる他と区分する基礎年金番号(仮基礎年金番号)が振り出される、というもの。


ただし、これは、あくまでも「仮の」番号。

その後いろいろな機会を通じて、この仮の番号を本来の基礎年金番号に統合(年金記録を統合)していくことを目的とするものです。


そして、この「仮の」番号。特徴は次の4点です。

①どれも「990X」から始まる基礎年金番号であること

本来の基礎年金番号が判明するまでの間、年金記録を管理するための仮の番号ですが、この番号でも、厚⽣年金保険の被保険者資格の取得や、国⺠年金の適⽤や保険料の納付ができます。


②「他にも基礎年金番号を持っているかどうか」について調査の対象となるので、「基礎年金番号確認のお願い」が送られてくること

下記のような「お願い」が届きます。
この「お願い」の整理番号欄に載っているのが、仮の番号ですね。


③一定の期間が過ぎても仮の番号のままの人には、その番号で一旦、年金手帳が発行されること


④仮の番号のままでは、年金給付の裁定ができないこと

あくまでも仮の番号ですから、これは仕方ないですね。
肝心の給付は、他に基礎年金番号を持っているかどうか調査結果がハッキリしてから、ということになります。


なお、仮の番号が発行された人は、上記②に回答することによって・・・

自分の全ての年⾦記録がひとつの番号に統合管理されることになるか、又は、(他に基礎年金番号を持っていないと判明した結果)新しい基礎年金番号が発行されることになるか、どちらかの結論が出ます。


このため、上記の「お願い」が届いた人は、必ず回答するようにしましょう。

一応、回答の記載例を載せておきますね。

【仮基礎年金番号について詳しくはこちら】
基礎年金番号・年金手帳について | 日本年金機構



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ここまでお読みいただきまして、ありがとうございました。

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投稿者 井溝社会保険労務士事務所

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