井溝社会保険労務士事務所ブログ

2013年3月11日 月曜日

今日で東日本大震災から2年

今日で、あの東日本大震災から2年。


いまも官民を挙げて、多くの人々の手を介し、そして知恵を投入して、日々、復興は進んでいます。


しかし、「その進捗状況は?」といえば・・・

もちろん原発事故による被災という特殊要因が大きいことは確かですが、阪神淡路大震災のときと比べると、「遅々として進んでいない」、「まだまだ課題は山積み」・・・という印象があります。


では、雇用の面は、どんな状況でしょうか。


厚生労働省から3月1日付けで、岩手・宮城・福島の「被災3県の現在の雇用状況」が公表されました。

詳しくは下図のとおり
※今回公表されたのは、1月末現在の数値(毎月公表されます)。


(※画像クリックで拡大表示、枠外クリックで元に戻ります。)

この公表資料によりますと・・・
政府が進める雇用創出基金事業による就職件数は、延べ57,250人に。

また、それによる効果か、震災発生当時と比べて求人数は倍ほどにも増えています・・・しかし逆に、人口流出の影響によるものか、求職者は2〜3割ほど減っています。


こういう状況を受けて・・・先頃、補正予算が組まれ、厚生労働省からは、2月27日付けで下記の復興対策について、実施期間の延長が発表されています。


○震災等緊急雇用対応事業
被災求職者に当面の雇用の場の確保するための対策。
実施期間が1年延長(平成25年末まで)。




○事業復興型雇用創出事業
被災地域における安定的な雇用を創出するための対策。
実施期間が1年延長(平成25年末まで)。




いずれの対策(事業)も、1年延長されました。

ただ、現地での雇用創出については、また、避難で流出した方々の還流については、もう少し(まだまだ?)時間がかかりそう。
・・・そんな印象があります。


雇用の受け皿たる産業の復興を含めて、まだ道半ば、でしょうか。


でも、そんな消極的な考えは排除して・・・

これから、さらに急ピッチで取り組んで、来年度末には、震災以前と変わらないくらいまで雇用状況が改善していてくれれば・・・それに越したことありません。これから1年、そうなるような官民連携の取り組みが大切ですね。


なお、今日はきっと、テレビ等各種メディアでは、震災からその後について、「特集」が組まれることと思います。

できれば、その中で、目が行きがちな原発やがれき処理だけでなく・・・
産業の復興状況を含め、上記のような雇用の現状についても、取り上げてくれると良いですね。



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投稿者 井溝社会保険労務士事務所

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