井溝社会保険労務士事務所ブログ

2013年2月22日 金曜日

年金記録には記録漏れが多く発見されるパターンがあるそうです

昨日・一昨日と続けて、年金記録確認の問題に関連する話題を取り上げましたので・・・ついでながら、という訳ではないのですが・・・今日も(笑)それに関連する話題です。


これまでも年金関連の話題は、このブログで何度も取り上げましたが、どういう訳か・・・「年金記録確認の問題」そのものに関しては、あまり触れたことが無かった・・・ように思いますので。

でも、まあ話題のつながりが良いので、というのが本当のところ(笑)です。


さて、先日来お伝えしていますように、年金記録確認の問題の現状は、まだ持ち主不明の年金記録が「約2,222万件も残っている」という状況、でしたね。


しかし、これまでの調査の結果。
これら持ち主不明の年金記録には、下記のような一定の傾向があることが判っているのだそうです。

その傾向というのは・・・

持ち主不明の年金記録の4分の3が、60歳以上の方のもの
○加入期間が、「1年未満」「1年以上5年未満」の未統合記録
○記録の開始時期が、昭和40年代以前のもの
○サービス業(飲食店など)、小売業(デパートなど)、商社などの業種の事業所

・・・といったもので、やはり古い時代の記録に、不明が多いようです。


また一方で、記録が見つかることが多い事例の傾向(下図)というのも、あるのだそうです。


(※画像クリックで拡大表示、枠外クリックで元に戻ります。)


①転職のたびに年金手帳が発行された
②会社を退職後、結婚して姓が変わった
③いろいろな名前の読み方がある

・・・という3つのパターンには注意が必要です。
なんと、この3つで、発見例の約9割を占めているとのこと。


日本も昔は、事業所の社会保険に対する正しい手続きの意識が低かったようですし、今ほど退職時の手続きもしっかりしていなかった、という話もよく聞きますので、この3つの傾向は、聞けば何となく解る気がしますね。


では、この辺で、一連の話題の締めくくりに代えて・・・皆さんは、そもそも「年金記録確認の問題って、どういうこと」だったのかを覚えていますか?

かつて、民主党が大躍進した時期と同じくして大きなブームになりましたが、最近は、ちょっと忘れがち(意識も薄れがち)ではないでしょうか。

ざっと短い言葉で表現すると、こういうこと(下図)だったのですね。


(※画像クリックで拡大表示、枠外クリックで元に戻ります。)
「気になる年金記録・再確認キャンペーン」の資料の一部


なお、日本年金機構では、「年金記録の中の『未加入』となっている期間が、要チェックです!」、と呼びかけています。

受け取った年金定期便等で、「未加入」になっている期間がある場合は、昨日の記事「ねんきんネットで持ち主不明記録の検索ができるようになりました」でもご案内したように、この検索機能を使って自分で一度は調べてみた方が良さそうですね。



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ここまでお読みいただきまして、ありがとうございました。

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投稿者 井溝社会保険労務士事務所

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