井溝社会保険労務士事務所ブログ

2013年1月28日 月曜日

厚労省・文科省・経産省が連携して「未内定就活生への集中支援2013」を実施中

先般1月18日付けで、厚生労働省と文部科学省より、平成24年度新規学校卒業予定者の就職内定状況が発表されました。

この発表によりますと、新規大学卒業予定者の就職内定率(平成24年12月1日現在)は75.0%と、前年同期を3.1ポイント上回り、また、新規高校卒業予定者の就職内定率(同年11月末日現在)は75.8%と、こちらも前年同期を2.7ポイント上回りはしたものの、いずれもリーマンショック以前の水準までは回復せず・・・

新規卒業予定者の就職環境が依然として厳しい
、という事情が明らかとなりました。


そこで、この結果を受けた厚生労働省。
未内定者を対象とした就職支援強化の取組み「未内定就活生への集中支援2013」を、文部科学省・経済産業省と連携して、このほどスタートさせました。

集中支援期間は、1月18日から3月末まで。


さて、厚生労働省が取組みの開始にあたり、「卒業までに1人でも多くの方の就職が決定するよう、全力を尽くしてまいります。」とした、その取組み内容とは、どんなものでしょうか。
(※画像クリックで拡大表示、枠外クリックで元に戻ります。)




7つほどの支援策が挙げられていますね。

しかし、これらの取組み。
どれもこれも「抜本的な」と言えるほどの支援ネタではない、ようです。


例えば、1番目に挙っている、この支援策はどうでしょう。

新卒応援ハローワークのジョブサポーターと大学の就職相談員の連携を一層密にする等、学校の協力により、未内定の学生・生徒の情報を学校と新卒応援ハローワーク等で共有し、ジョブサポーターが電話等により新卒応援ハローワーク等の利用を未内定の学生・生徒に対して呼びかけるなどにより、一貫した就職支援を行います。

うーん、呼びかけるなど、って。

ちょっと読んだだけでは、何だかよく判りません(笑)。
これで「就職をあきらめさせない」ことが、できるのかな。


でも、考えてみれば、就職環境というもの。
景気動向や会社業績に連動した、ひとつの需給関係で成り立っています。

企業としては、わざわざ今年度の未内定者のために自社の面接基準を緩められるはずもなし、収益を圧迫する人件費増を容認できるはずもなし、ということです。

このため、なんとなく無策感が漂うのは止むなし、でしょうか。
やはり、景気と業績が連動的に回復することが必要ですね。


というわけで・・・いまの就職環境。
たしかに厳しい状況にはあるのですが、なかなか他力本願では、この局面を打開できそうにありません。

結局のところ、学生の皆さんご自身の頑張り(弛まぬ就職活動、一生懸命な売込み等)が一番大事なこと、だと思います。ラストスパート、ぜひ頑張ってください。



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投稿者 井溝社会保険労務士事務所

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