井溝社会保険労務士事務所ブログ

2012年10月16日 火曜日

メンタルヘルスのポータルサイト「こころの耳」をご存知ですか

先日の記事で、厚生労働省が運営する、職場のパワーハラスメントの予防・解決ポータルサイト「みんなでなくそう!職場のパワーハラスメント あかるい職場応援団」が開設された話題をお伝えしました。

今日は、それと関連して、もうひとつ有益なポータルサイトをご紹介したいと思います。

サイト名称は「働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト『こころの耳』」といいます。

【ポータルサイトURL】
働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト『こころの耳』 http://kokoro.mhlw.go.jp/




このポータルサイトは、平成24年度の厚生労働省委託事業として、社団法人日本産業カウンセラー協会が受託して開設されました。
その後のサイト管理・運営についても、コンテンツの作成、拡充、評価等を行う「こころの耳」委員会を通じて、引き続き同協会が行っています。

また、ポータルサイトの運営目的は、職場のメンタルヘルス対策(自殺予防対策を含む)および過重労働対策に関して、迅速かつ的確に対応できる情報の基盤を整備すること、とされています。

具体的には、事業者、労働者、家族等からの「どこに相談すればよいのか」、「どのように取り組めばよいのか」、「どのような支援があるのか」などの様々な問いかけに対して、一元化された情報を「探しやすく」、「見やすく」、「理解しやすく」提供することを目指し、情報の追加・更新が行われています。

事業主の皆さんは、ぜひ職場のメンタルヘルス対策の情報源として活用してみてください。


では、ここで・・・
せっかくの機会なので、職場のメンタルヘルス対策を狙いとして就業規則を改正する際、取り決めておくべき内容について、ご紹介しておきたいと思います。

最近は、どこの職場でも、次のような事例発生の懸念がありませんか?

「メンタル性疾患等で休職している社員が、就業規則で定められた休職期間が終わる間際になって復職を希望してくる」のですが・・・実際は復職できる程度までは回復しておらず、「復職から1週間もしないうちに、また休職に入ってしまう」、あるいは「これを何度も繰り返していて、仕事をしないのに籍だけが残っている」というもの。

事業主さんにとっては、「なんとかならんものかな?」と、頭を悩ませる事例ですね。


こういう事例の防止には、就業規則に下記のような内容を「あらかじめ」定めてくことが有効です。

①従業員が休職したとき、ある一定期間内に復職できない場合は、自然退職とする旨
②同じ疾病等で休職を繰り返す場合は、それらを同一の休職期間として通算する旨
③復職を判定する際は、職場が指定する専門医に受診させ、回復状態等を客観的に判断する旨

上記①〜③を「あらかじめ」定めておけば、大方の事例発生は回避できます。要は、後手に回らないことが大切、ということです。


最近は、どこの職場においても、メンタル性疾患の従業員が増加していて、これは、もう社会的な現象といっても良いくらい、顕著な傾向にあります。

このため、事業主の皆さんには、上記ポータルサイトの掲載情報などを参考にされつつ、ぜひお早めに、職場のメンタルヘルス対策に取り組んでおかれることをお勧めします。

なお、就業規則の見直しに関しては、「毎日の業務に忙しくて、そこまで手が回らないよ」という事業主さんも、多いのではないかと思われますが、そういう場合こそ、ぜひお気軽に当事務所までご相談ください。
きっと専門家としてアドバイスできることは多いと思います。



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ここまでお読みいただきまして、ありがとうございました。

中小企業の労務管理のこと、資金調達のことなら何でも。
経営者の良き相談相手、井溝社会保険労務士事務所です。

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投稿者 井溝社会保険労務士事務所

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