井溝社会保険労務士事務所ブログ

2012年8月27日 月曜日

平成23年度の個別労働紛争件数の集計結果について

先頃、中央労働委員会が平成23年度の個別労働紛争に関する相談・助言、あっせん件数、および他機関とのあっせん件数等についての比較を集計しました。


この集計結果によると、全国の労働委員会において平成23年度に取り扱った相談・助言件数の累計は、2,287件。
このうち、あっせん終結に至った件数は、406件でした。


また、他機関との比較に関しては、たいへん興味が湧くところですが、集計結果については以下のとおりでした。


①「新規受理件数と前年比増減」の比較
【労働委員会】 393件(前年比1.0%増加)
【都道府県の労政主管部局等】 909件(前年比1.1%減少)
【労働局】 6,510件(前年比1.9%増加)
【労働審判】 3,721件(前年比12.3%増加)

あっせんを行っている労働委員会は、全国で44労委。労政主管部局等のあっせん件数は、労政主管部局があっせんを行っている6都府県の合計。
労働審判の増加が目立ちますね。


②「解決率」の比較
【労働委員会】 57.8%
【都道府県の労政主管部局等】 未集計
【労働局】 40.6%
【労働審判】 79.4%

各機関毎に算出形式が多少違うようですが、やはり労働審判の解決率が高いようですね。


③「処理期間」の比較
【労働委員会】 (1ヶ月以内)52.9% (1ヶ月超2ヶ月以内)37.1% (2ヶ月超)10.0%
【都道府県の労政主管部局等】 未集計
【労働局】 (1ヶ月以内)54.4% (1ヶ月超2ヶ月以内)40.1% (2ヶ月超)5.5%
【労働審判】 (1ヶ月以内)3.3% (1ヶ月超2ヶ月以内)37.2% (2ヶ月超)59.4%

これも各機関毎に集計方式が多少違うようですが、労働委員会・労働局の場合、概ね2ヶ月を待たずに決着していますね。
一方で、やはり労働審判の場合、決着まで時間が掛かる事例がほとんどのようです。



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投稿者 井溝社会保険労務士事務所

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