井溝社会保険労務士事務所ブログ

2012年7月23日 月曜日

雇用調整助成金と中小企業緊急雇用安定助成金の受給単価が変わります

8月1日から雇用保険の「基本手当日額の最低額・最高額」などが変更されます。


基本手当日額の最低額・最高額というのは、失業中の労働者が受給する、雇用保険の求職者給付の日額(基本手当日額)の上限・下限のことですが、これに基づいて受給額の単価が決められる助成金がありますので、一部の助成金を受給している事業所は、注意が必要です。


具体的には、雇用調整助成金、中小企業緊急雇用安定助成金が、これに当たります。

この二つの助成金は、受給額(助成される額)の単価の上限が「1人1日当たり雇用保険基本手当日額の最高額」と決められていますが、一方で、ほとんどの事業所の場合、基準賃金額に助成率(4/5等)を掛けて算出される受給単価は、この最高額を超えてきます。
このため、基本手当日額の最高額の変更にともない、この二つの助成金については、8月分の支給申請以降、受給単価の上限が7,870円(前年度比−20円)に減額されます。


なお、基本手当日額の最低額と最高額は、毎月勤労統計調査に基づく平均給与額の前年度比増減を反映して、毎年、この時期に変更されています。
今回の変更は、平成23年度の平均給与額が平成22年度に比べて0.2%低下したことにともなうもので、変更内容の詳細は以下のとおりです。

1.基本手当日額の算定の基礎となる賃金日額の範囲等の引下げ
最低額  1,864円→1,856円(前年度比−8円)
最高額(最高額は、年齢ごとに以下のとおり)
  60歳以上65歳未満 6,777円→6,759円(前年度比−18円)
  45歳以上60歳未満 7,890円→7,870円(前年度比−20円)
  30歳以上45歳未満 7,170円→7,155円(前年度比−15円)
  30歳未満        6,455円→6,440円(前年度比−15円)

2.失業期間中に自己の労働による収入がある場合の基本手当の減額の算定に係る控除額の引下げ
   1,299円→1,296円(前年度比−3円)

3.高年齢雇用継続給付の算定に係る支給限度額の引下げ
   344,209円→343,396円(前年度比−813円)



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投稿者 井溝社会保険労務士事務所

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